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2020年4月29日

ぐうたラボは「フジモリケンチク」!

ぐうたら村より管理人のゴリです。

新しい建物「ぐうたラボ」は、著名な建築史家の藤森照信さんによるデザインです。村長の汐見先生や理事の吉岡淳さんとの仲で、今回のご縁をいただくこととなりました。私たちもはじめは、ちょっと緊張していたのですが、いつも笑顔で接してくださる気さくな方で、打ち合わせに同席している私たちも多くを学ばせていただいています。藤森さんが初めてぐうたら村に来てくださったのは2018年の11月初旬、紅葉の盛りの頃でした。建設予定地やその周辺をいっしょに歩いたり、ぐうたら村のことをお話ししたり…。きっとその時、藤森さんの中には、今の建物のイメージが見えておられたんだろうと思います。その後何度も打ち合わせを重ねたり、何度も現地に足を運んでくださって、今日に至ります。

「藤森建築」などと呼ばれる、藤森さんがデザインを手がけられた建物は、一度見たら忘れられない印象的なデザインが一般的には注目されているようです。そのため今回のぐうたラボも、藤森さんが手がけられるということを聞かれた方が「どんなデザインなんですか???」と期待交じりに尋ねられることが度々ありました。建設が始まり実際の形が見えてきた今、わたしが強く感じていることは、「この地に溶け込んで存在感がある」ということです。まあ、わたしなんかは建築に関してど素人なので僭越ですが、毎日眺めては「なるほどなあ」と思わされたり、気づかされるところが多々あります。そんなこともまた少しずつ紹介してゆきたいと思います。

 

 

2020年4月28日

あのう… 、通してほしいんですが…。

たまにはライトに!

ぐうたら村、本日の一枚は…

5羽のメスを率いるオスのウコッケイ「タケシ」

 

ここから先は誰も通さん!!

 

だそうです

チャンチャン♫

2020年4月26日

クイズ: ぐうたら村はどこでしょう?

冷たい小雨降るぐうたら村より管理人のゴリです。

ぐうたら村に来られたことがあるみなさんも、まだ行ったことないんだよなというみなさんにも、ぐうたら村がどんなところにあるのかを大きく感じてもらえるように、3月の上旬にこんな動画を撮ってみました。

ぐうたら村は、八ヶ岳の南麓・標高1,111mに位置するのですが、それよりも標高が高い1,500mあたりからドローンを飛ばして眺めてみました。動画のはじまりあたりで言うと、手前から富士山の真下に向けて川俣渓谷という深さ100mほどの谷がグニャグニャと続いています。その谷の向こう端あたりに小さく橋が架かっているのが見えるでしょうか(ほんとは大きな橋ですが…)その橋のすぐ右側あたり、そこがぐうたら村のあるところです。

何度も来られた方も、「こんなところにあったんだ」と改めて感じてもらえるとイイのですが…。今建てているみんなが集まれる場所「ぐうたラボは」、広〜く見るとこんなところに位置します。明日はまた、ぐうたラボの建物について書きますね。

おやすみなさい。

 

2020年4月26日

動画で分かちあおう! ぐうたラボ上棟の日

満天の星空のぐうたら村より、管理人のゴリです。

2020年4月6日(月) ぐうたラボ上棟の日の一場面です。ぐうたら村をいつもみなさんと創ってくれる頼れる大工の杉山さんが経営する建築工房「藁」のプロ集団による建て方は、いつまで見ていても飽きませんでした。

この動画は、アカマツの丸太柱にスギの桁が収まってゆくシーンをドローンで撮影しています。丸太柱や丸太の桁の加工はもちろん、この収まり具合!現場で固唾を吞んで見守った関係者の興奮をみなさんとも分かちあえたらイイな。

 

2020年4月24日

ぐうたラボ建設プロジェクト 逆風の中進む!

こんにちは、ぐうたら村より管理人のゴリです。困難な日々が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

ぐうたら村では、この春からみなさんといっしょになって、「ぐうたラボ」という、ぐうたら村の中心施設(オフィス)でもあり、みなさんが集い学びあうワーキングスペースを建てる予定をたてて準備を進めていました。みなさんと共にいろんな作業をしながら創り進めてゆくつもりだったのです。3月の初め頃は、まだみんなでいっしょに取り組めるんじゃないかなどと、今になってみれば呑気な希望的観測をモチベーションに日々のぐうたら村の仕事に取り組んでいました。ところが、それは難しくなってしまいました。みなさんと共に創るプロセスにこそ、ぐうたら村が大切にしたいことが詰まっていると考えていた私たちは悩みました。悩みに悩んだ末の答えは、「この時期だからこそ敢えて歩み続けよう」でした。4月初めには、みなさんといっしょに祝おうと予定していた上棟に、8名だけで立ち会うことになり、さすがに寂しいものがありましたが、それから3週間。気持ちも切り替わりました。

またみなさんが笑顔でここに集える日を、確かにイメージして、「ぐうたラボ」の建設プロジェクトを、しっかりと進めてゆきたいと思います。集えるようになったら、みなさんそれぞれの想いを胸に集まって来てください。初めての方もどうぞいらしてください。その時「ぐうたラボ」がどこまで出来あがっているかはわかりませんが、大笑いしたり涙したりしながら、わたしのこと、未来世代のこと、命のこと、地球のことを大いに語り合いましょう。

そんなわけで、みなさんと共に「ぐうたラボ」を創り始めるという夢は阻まれましたが、それが逆風だとしても、その逆風でプロペラを大いに回し充電しながら、来るべきエネルギー放出の時期に向けてこの日々を歩んでゆきたいと思います。今日からは、なるべく毎日のように、建設プロジェクトのことをこのブログで分かち合ってゆきたいと思います。どうぞ応援よろしくお願いします。

そして、言葉を濁さず、今日この場ではっきりとお伝えしておこうと思いますが、みなさんといっしょに創る計画が大きな変更を余儀なくされた今、全体で4000万円の建設資金の募金計画は1000万円のところでストップしています。この道も困難であったとしても、あの手この手を尽くしたいと思います。現在、新たな工夫を考えて、ウェブサイトも工事を行なっています。こちらも随時発信してゆきますので、ぜひみなさんのお力をお貸しください。

最後にもう一度書いておこうと思います。

みんなで集まれるようになったら、ぜひぐうたら村へいらしてください。今までのぐうたら村をご存知の方は「おー!」と見違えるような、初めての方も「へえ!」と思われるような、そんなぐうたら村でお待ちしています。そこで、大いに笑ったり涙したりしながら、みんなで語り合いましょう。わたしのこと、未来世代のこと、命のこと、地球のことを大いに語り合いましょう。

(写真は4月5日上棟の前日の工事現場にて、藤森照信氏と共に)