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2020年4月29日

ぐうたラボは「フジモリケンチク」!

ぐうたら村より管理人のゴリです。

新しい建物「ぐうたラボ」は、著名な建築史家の藤森照信さんによるデザインです。村長の汐見先生や理事の吉岡淳さんとの仲で、今回のご縁をいただくこととなりました。私たちもはじめは、ちょっと緊張していたのですが、いつも笑顔で接してくださる気さくな方で、打ち合わせに同席している私たちも多くを学ばせていただいています。藤森さんが初めてぐうたら村に来てくださったのは2018年の11月初旬、紅葉の盛りの頃でした。建設予定地やその周辺をいっしょに歩いたり、ぐうたら村のことをお話ししたり…。きっとその時、藤森さんの中には、今の建物のイメージが見えておられたんだろうと思います。その後何度も打ち合わせを重ねたり、何度も現地に足を運んでくださって、今日に至ります。

「藤森建築」などと呼ばれる、藤森さんがデザインを手がけられた建物は、一度見たら忘れられない印象的なデザインが一般的には注目されているようです。そのため今回のぐうたラボも、藤森さんが手がけられるということを聞かれた方が「どんなデザインなんですか???」と期待交じりに尋ねられることが度々ありました。建設が始まり実際の形が見えてきた今、わたしが強く感じていることは、「この地に溶け込んで存在感がある」ということです。まあ、わたしなんかは建築に関してど素人なので僭越ですが、毎日眺めては「なるほどなあ」と思わされたり、気づかされるところが多々あります。そんなこともまた少しずつ紹介してゆきたいと思います。